キャニオニングコース

ではみなかみ町のキャニオニングのコースについて触れていきましょう。

今回は人気のコースを4つほど紹介していきたいと思います。

「フォックス」コース  

おすすめ度:☆☆☆☆☆

利根川の支流、阿能川にあるキャニオニングコース。みなかみ町温泉街からほど近い「稲荷滝」を降りていきます。メインはその「稲荷滝」で落差20m近い滝をロープシステムを使ってダイナミックに降りていきます。

アクセスのしやすさ、スリル度、コースの内容、半日のスライダー系コースのキャニオニングとしてほぼ完璧なコースでしょう。まったり自然を楽しむセクション有り、大きな滝を下って行く大迫力のセクション有り、初めての方はぜひこのコースを楽しんでほしいです。

条件が良すぎて奇跡のコースなんて呼ばれたりもしますね。コースへ入るためのハイキングがほぼないのも大きな魅力でしょう。舗装路を50m歩いて下る程度です。

「ハナゲ」コース

おすすめ度:☆(6月など水量が多い時期は☆☆☆)

東黒沢コースとも呼ばれています。

谷川岳のすぐ近く、湯檜曽川に流れ込む支流の東黒沢にあるコースです。おそらく日本で一番たくさんの人が入っていくコースでしょう。そのくらいアクセスしやすく誰もが遊びやすいコースになっています。スライダーがメインのコースです。

きれいな一枚岩のスライダーを楽しめるコース。さまざまなスライダーがたくさんありますが、ハナゲの滝よりも上部にある15mのロングスライダーはぜひとも体験してほしい1つです。渓谷に沿って歩いて登っていくコースになっておりポイントポイントで遊ぶことができます。ハナゲの滝より上部のスライダーまでは約45分、ハナゲの滝下まで約30分ほど歩いて登っていきます。

非常に水量の影響を受けやすいコースとなっており、おすすめは雪解け水が豊富流れ込んでくる6月でしょう。逆に夏になると水量が非常に少なくスライダーなどの迫力がなくなってしまいます。夏はお子様やちょっと体験したいくらいの方におすすめですね。

「メープル」コース

おすすめ度☆☆☆

大沢コースとも呼ばれています。紅葉で有名な照葉峡の近く、みなかみ町の中でもかなり奥地に位置します。スライダーがメインのコースです。他のコースと比べても水のきれいさや景色の美しさは素晴らしいです。

大きな滝はないですが色々な種類のスライダーが楽しめるのが特徴です。垂直に落ちるものや長く滑って楽しめるものなど。そして非常にコンパクトにまとまっていて次から次へとスライダーが出てきます。

場所は少し遠く、キャニオンズからだと車で約40分移動し、そこから約15分ほど歩いて登ってスタートとなります。

非常に水が冷たいのでおすすめは真夏。

そして半日コースより上部に大きな滝があり、その大きな滝を下るメープル1Dayコースなんていうのもあります。

「ウィロー」コース

おすすめ度☆☆☆☆☆

西黒沢コースとも呼ばれています。谷川岳から流れ込む西黒沢にあるコース。湯檜曽川の支流です。ロープを使用し懸垂下降などのテクニックを使いながら滝を下っていくコースです。現在みなかみ町では2社しか行っていないレアなコースでもあります。

テクニカルな懸垂下降ときれいな水と景色が楽しめるコース。最大の滝は落差15mで前半セクションは落差のある滝をロープテクニックを駆使してダイナミックに降りて行きます。後半セクションは透明度の高い水ときれいな景色の中をゆったり楽しみながら下って行く。ジャンプは少ないですがバランスよく楽しめてみなかみの半日コースでは唯一のロープテクニックを楽しめるおすすめのキャニオニングコースです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

キャニオニングと言ってもコースや水量によってかなり内容が異なります。

ちなみに私のお気に入りのコースは「ウィロー」コース。

ウィローの景色がすごーく好きで、自然の雄大さを感じられるんです。

あと、これも意外と重要。

時間帯は朝早い方が絶対おすすめです!午前か午後なら午前です。

特に人がたくさん入るコース(ハナゲやフォックス)は水のきれいさが変わってきますし、渓谷に入る光の具合がいい感じになって非常にきれいなんです。

午前から行動しておけば、午後に地元のおいしい料理を食べたり、温泉はいったり、時間を有意義に使えます。

みなかみ町には宿泊施設や他のアクティビティもたくさんあるので1泊2日もおすすめです。