親方のマイクが日本でツアーをし始めてから20年以上経つ事もあるのか、思えば改めて”キャニオニングについて”と説明する機会は意外とない事に気付きました。
そして現在はキャニオニングの知名度も徐々に広まり、検索すれば「キャニオニングとは」を説明するWEBページもいくつかヒットします。
という事で、今回はあえていつもガイドをしている自分の感覚からアクティビティとしての「キャニオニングってなんですか?」のリアル解説にトライしてみるので、こんな記事に目を通してくれているマニアックなあなたも、資料や勉強としては他サイトも参考にしつつ、本記事はひとつの変わった読み物として楽しんでみてください。
前置きはこのくらいにして、まず僕がこのアクティビティを一言でざっくり説明するとしたら「滝降り」です。
これはキャニオニングを知るほとんどの人が近い言葉で表現すると思いますが、重要な事は”どのようにして”滝を降っていくのかです。
この降り方に安全を考慮した本格的な理論やテクニックを駆使しつつ、さらにスリルを求めたエクストリーム要素が加わっているから爽快感があって楽しく、何度もリピートしてハマっていく人がいるんだと個人的には思っています。
降り方は大きく分けて3種類。
比較的岩肌が滑らかな滝を身体で滑る「スライダー」
崖の上などから水深のある滝壺に飛び込む「ジャンプ」
ロープスキルを使い特殊部隊さながら滝に張り付き降りる「ロープワーク」
この3つのアクションはそれぞれが1歩踏み出す勇気を必要とし、更にセクション毎に落差・スピード・水流など様々なプレッシャーに襲われ、そんな日常にはあり得ない自分のボーダーラインを超えていく動きが達成感とリフレッシュを味わえる醍醐味になっています。
ですから僕がキャニオニングが何かを説明するなら
「最適な装備をチョイスして、テクニックを駆使し、様々な滝や自然のセクションを楽しみながら乗り越え成長していく自分との闘い…そんな風に渓谷を全身全霊で遊ぶ”エクストリーム滝降り”! This is CANYONING !!」
こんなところでしょうか。
専門的な事を言えばもっと掘り下げて細かく表現する事も出来そうですが、この遊びを愛する自分としてはこんな感じの表現で少しでも楽しさや魅力が伝われば良いなって思います。
あなたもまだ見ぬ新しい発見と感動…期待を超えた先にある”Wow!!”と出逢いにいきましょう!
長文駄文でお目汚し失礼致しましたが最後まで読んでくれたあなたへ、ありがとうございました!