ロープを使って懸垂下降する時など必ず必要です。
キャニオニングで使うハーネスの特徴としてはまず作りが丈夫ですね。
スライダー、ジャンプ、懸垂下降などキャニオニング独特の様々なシュチュエーションに耐えうるよう考えられています。
ほかにも、お尻プロテクションがあったり、ギアループが強化されていたり、ウェストベルトがサポート性、快適性を考慮して幅広に設計されていたり。
キャニオニング用のハーネスは日本ではまだまだ需要がないので手に入りずらいですが、作っているメーカーはいくつかありますねー。
Petzl社、Edelrid社、Kong社、Singing Rock社、Rock Empire社、Aventure Verticale社などでしょうか。
各社特徴があって比べてみたり、選ぶのも楽しいですね。
PFD (Personal Floating Device)とも呼ばれます。
実はこのPFD(ライフジャケット)キャニオニングの場合は必ずしも身に着けるべき装備ではないんです。
コースや水量によっては身につけなくてもOKなんですねー。
理由としては、ウェットスーツだけで十分な浮力があるのでそれ以上の浮力はいらないからです。あとは浮力が大きすぎると泳ぎにくくもなります。
ですので例えば僕らのキャニオニングコースだとみなかみ町のFoxコースは非常にたくさん泳ぐコースなので参加者みなさまにPFDを身に着けてもらいます。
東京の奥多摩のキャニオニングコースだと泳ぐ距離が短く水の流れもそこまで強くないのでPFD(ライフジャケット)がない方がキャニオニングしやすいのです。(もちろん泳ぎが苦手な人にはお渡ししてます。)
このようにコースや水量によって使い分けてOKなのです。
キャニオニングをするにあたって必要なメインの装備を紹介してきました。
他にもたくさん必要な装備類はあります。
これをそろえれば大丈夫!というわけではないのでご注意を。
これからキャニオニングに行く!ツアー予約した!
という方はこんな装備をつけて渓谷に行きますので参考にしてみてください!
写真でよく出てくるこの赤いウェットスーツの人物は
キャニオンズNo.1バイリンガルキャニオニングガイドのKoです。漢字は苦手です。
好きな食べ物はラーメンならなんでもだそうです。
それではまた次回。
Aki