キャニオニングは、渓谷(キャニオン)をプレイフィールドにして、様々なアクションを取り入れながら渓谷を上流から下流へと下るアドベンチャー型のアクティビティです。
キャニオニングは別名「究極の川遊び」と呼ばれることも!
度胸が試される滝つぼへのダイブや、岩場を滑る天然のウォータースライダー、ロープやハーネスを使って岩から岩へスリル満点のターザンロープにチャレンジするなど、自然を最大限に活かしたスリル満点の遊びが楽しめます。
仲間と協力してコースをクリアする達成感や、自然と一体となれる爽快感が、キャニオニングの大きな魅力となっています。
キャニオニングの嬉しい効果は他にもいっぱいありますよ!
運動不足やストレスの解消
チャレンジ精神が鍛えられる
マイナスイオンによる癒し効果 など
たくさんの魅力が溢れるキャニオニング、一度体験したらやみつきになること間違いなしです!
1870年代頃からヨーロッパで始まったとされるキャニオニングは、もともと渓谷や鍾乳洞の地形探査といった学術的な目的で行われていたとされています。
その後100年ほどの間にヨーロッパからアメリカを含めた欧米諸国に、冒険要素のあるアウトドアスポーツとして広まり、多くの人々に楽しまれるようになりました。
そんなキャニオニングを日本国内に広めるきっかけをつくったのは、当店「CANYONS(キャニオンズ)」です!
キャニオンズは自然豊かな群馬県みなかみ町にて、日本で初めてのキャニオニングツアーを企画しました。
テレビでの紹介や雑誌の掲載などを通じて2000年頃から「キャニオニング」の名が全国に広まると、瞬く間に注目のアクティビティとして話題に!
大自然を思い切り満喫できる究極のアクティビティとして、多くのファンを獲得しました。
今では全国各地でキャニオニングの体験スポットがあり、初心者からベテランまで誰もが楽しめるアクティビティとして確立しています。
キャニオニングと似ているアクティビティに「シャワークライミング」というものがあります。
どちらも渓谷の川や滝をフィールドとしたアウトドアアクティビティなので、「キャニオニング・シャワークライミング」と一括りに扱われることも多いのですが、厳密に言うと両者には渓谷を「登る」「下る」という違いがあります。
ちなみに海外でキャニオニングは通じますが、シャワークライミングは通じませんよ。
シャワークライミング:渓谷を登る
キャニオニングと同様に川遊びを楽しみつつ、渓谷を登るアクティビティです。
滝の突破や、流れの速い渓流をさかのぼって進むには、体力が必要です。
支点構築やロープワークなどロッククライミングの技術を用いる場面も多く、初心者が挑戦するには少々ハードルが高く感じられるかもしれません。
キャニオニング:渓谷を下る
対して、水の流れに沿って渓谷を下りながら進むキャニオニングはラペリング(懸垂下降)、飛び込み、スライディングがメインです。
シャワークライミングと比べて初心者でも挑戦しやすく、コースによっては子どもも参加することができますよ。
※国内の体験ツアーでは、両方の要素を取り入れたコースもあります。
参加者の体力レベル(子どもが参加するかどうかなど)や、どのような遊びをしたいのかなどに合わせて、スタッフが最適なコースを提案してくれます。
コース選びに迷う初心者は、スタッフのおすすめコースが安心ですよ。
キャニオニングに参加するために必要な持ち物についてご紹介します。
基本的に専用の装備については、参加するツアー会社からレンタルできることがほとんどなので、持参するものはあまり多くありません。
【レンタル可能な装備】
・ウェットスーツ
・スライダーパンツ
・ヘルメット
・ライフジャケット
・ハーネス
・グローブ
・ブーツ
【参加者の持参するもの】
・水着(おすすめは体にフィットするもの)
・タオル
・サンダル
・着替え
・水中を見たい人はゴーグル(競泳用などの小さめタイプがおすすめ)
・メガネバンド(メガネの紛失防止)やコンタクトレンズの予備
・日焼け止め
・いつも服用している薬や保険証
基本的には水着とタオルがあれば参加が可能です!
準備に手間取らないところもキャニオニングのおすすめポイントです。
みなかみは日本キャニオニングの原点、日本屈指のキャニオニングスポットです。
ファミリー向けの簡単コースから世界大会クラスのコースまで体力に合わせて選ぶことができます。
多彩な表情を持つ緑豊かな渓谷で、ジップラインやスライダー、ジャンプなど盛りだくさんの遊びが楽しめます。
東京の中心から電車で一本とアクセス抜群!
一面が苔で覆われた岩、透き通る川、不思議に光る池など、東京とは思えないほどの大自然が広がっています。
年々アップグレードされていくコースバリエーションとたくさんの遊びで、初心者のみならず経験者も飽きさせません。
岩の滑り台やターザンロープ、ダイナミックなジャンプは最大6メートル!
草津では経験者も納得のキャニオニング体験が叶います!
最大の滝はなんと35m!
7箇所の懸垂下降スポット、最大10mのスライダーが5箇所、最大9mのジャンプスポットが3箇所もあり、何度チャレンジしても毎回違った表情が楽しめます。
ここではキャニオンズだけがツアー開催を許されたオリジナルコース「ディアキャニオン」がおすすめです!
このコースの滝の数は全部で12個あり、ロープコースとしては日本一の好条件が揃っており、自身でロープをコントロールする懸垂下降が心ゆくまで体験できますよ。
キャニオニングを提供しているツアー会社はたくさんあります。
そのため初心者はどのツアーを選べばいいか迷ってしまうかもしれませんね。
ここではキャニオニングツアーを選ぶときのコツをご紹介します。
自然を相手にするアクティビティである以上、楽しさも大切ですが安全面を最も考慮する必要があります。
世界キャニオニング協会発行(CIC)公認のガイドがツアーに同行してくれるか
レスキューのライセンスを持つガイドが同行してくれるか
同時刻に複数のツアーを詰め込んでいないか(人数に対して同行するスタッフが少ないと危険です)
ヘルメットやロープ、カラビナといった道具は安全性の高いプロ仕様か など
ライセンスの有無はツアー会社のホームページなどで紹介されています。
信頼のおけるインストラクターが在籍しているか、運営内容は安全面にきちんと配慮されているか資格の有無や会社のポリシーなどを必ず確認しましょう。
さらに踏み込んだ内容で比較してみましょう!
道具のレンタル料は参加費と別途必要なのか
傷害保険への加入ができるか(参加費に含まれるケースや任意で加入するケースなど様々)
SNSなどでの口コミの評価が良いか
ガイドスタッフの人柄(ホームページやブログでスタッフ紹介が載っていることも)
遊びの種類
施設での食事や、その他サービスは満足できそうか
自分はもちろん、一緒に参加するメンバーにとっても安心・納得できる内容か?
予算に合っているか?などを複数のツアーで比較するようにしましょう。
ツアー中は、知識と経験が豊富なガイドが必ず同行し、常に参加者をサポートしてくれます。
怪我をしないよう、どんなに楽しくてもガイドの指示はしっかり聞く、という姿勢が大切です。
一旦渓谷に入ると途中で引き返すことが難しいため、当日の体調面で不安がある際には思い切って参加を諦める判断もときには必要です。
いずれのツアーでも、当日に飲酒している方、妊娠中の方は参加ができないため注意しましょう。
天然のウォータースライダーを滑り降りたり、滝つぼに飛び込んだり、自然の作り出した遊び場をアイディア次第で自由に楽しめるのがキャニオニングです!
こどももOK、1人参加もOKなどプランも様々で、誰もが自分に合った楽しみ方ができますよ。
家族や友人、大切な仲間と一緒に楽しい思い出を作ってみてはいかがですか?
キャニオニングは子供も参加ができます。
ツアー参加対象年齢は6歳(小学生)以上が多いですが、中には未就学児も参加可能なツアーもあります。
自然と触れ合う機会が減っている子どもたちにも、キャニオニングを通じて自然の魅力をたくさん教える事ができますよ。
キャニオニングツアーの定員は、目安として最小2名から最大15名ほどとなり、コースごとに異なります。
そのため他の参加者と合同となるケースもありますが、ガイドがしっかりフォローしつつその場を盛り上げてくれるため、初対面でも一緒にワイワイ楽しむ事ができます。
また、複数人で参加するイメージがあるキャニオニングですが、ひとりでの申し込みもOKです!
その場合も他の参加者と一緒にグループを作りますが、緊張する必要は全くありませんよ。
始まってみると仲間意識が芽生え、ツアーが終わる頃にはすっかり気の合う友達になる事も。
キャニオニングを通じて人との交流が楽しめるのも魅力ですね。
キャニオニングは、渓谷の自然を楽しみながら、滝つぼへのダイビングやウォータースライダー、ジップラインなどのアドベンチャー活動を行うアクティビティです。
ガイドや仲間達と協力しながら進むため、コースを制覇したときの達成感や爽快感は格別です!
ウェットスーツやヘルメットなどのキャニオニングに必要な装備はツアー会社からレンタルできることがほとんどなので初心者でも安心です。
参加者の持ち物は水着とタオルくらいなので、準備に手間取ること無く誰でも気軽に参加することができます。
童心にかえって大自然の中を冒険すれば、心も体もリフレッシュ!
溜まった疲れやストレス解消に効果抜群のキャニオニングに、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?